抜粋なまもの日記・特別編

踏みキン! ワークアウト日記2


 減らしたいのは体重? それとも…… 


 あたしに限らず、女性がダイエットを決意するときってえのは、「体重の数値を落としたい」というよりも「目に見える肉を減らしたい」ってのが本音なんだよね。
 想像してみよう。
 例えば、仮に、米倉涼子はあのルックスで体重が70kgくらいあるとする。その一方、例えば森三中の3人はあの体型で実は45kgしかないとする。「んなアホな」というツッコミはさておき、そうだったと無理矢理仮定します。さて、あなたはどちらを目指したい? たとえ70kgあろうが米倉涼子のスタイルになりたいと思うでしょ。
 あまりに仮定が極端だと思うなら、じゃあ、実際の数字で見てみよう。

 南海キャンディーズしずちゃんと、女子バレーボールのアタッカー、レオこと佐々木みき選手は、
 共に182cm・79kgで、身長も体重もピッタリ同じです。

 え、サンプルがマニアック過ぎる……?(どきどき)

 断っておくけど、しずちゃんはさほど「デブ」ってワケじゃないよね。でも、同じ体重なのに佐々木みきの引き締まってることと言ったら! 肖像権の問題があるのでここには写真をアップできないけど、「佐々木みき」でイメージ検索してみて下さい。ファンの方がやってる個人サイトにいろいろ写真が出てます(同姓同名のどこかの市会議員さんのサイトにもヒットするので要注意)。ミーハー的で楽しい個人サイト「LeoLoveHolic」このページなんて分かりやすいかも。

 身長が182cmもあるからそこそこ体重があるのは当然なんだけど、それでも80kg近い体重にはとても見えない佐々木みき。一方、決してスタイルが悪いわけではないが、80kg弱と言われればそれなりに見えるしずちゃん(ごめんなさい)。ここから導き出される結論は。

体重の重い軽いと、スタイルの良し悪しは別問題!

 ……ごめんしずちゃん。でもあたしは好きよ。

 減量を決意した際、あたしの頭にあったのは「結婚10年で10kgも増えてしまった体重をモトに戻さなければ」だった。実に単純に、「増えてしまった体重がモトに戻れば、スタイルも当時のものに戻る」と思っていた。
 でもね、それは、違うのよ。

 体重というのは、あくまでも「数値として現れる結果」に過ぎない。
 人間の身体ってさ、おおまかに言うと、骨と筋肉と脂肪と内臓と皮膚でできてるワケじゃん? 例えばショッカーに捕まって改造人間にされちゃって、骨が全部鋼鉄製になったと考えてみよう。見た目は全然変わらないのに、きっと体重がぐわっと増える。これは分かるよね?
 で、あたしが10年で増えた10kgってのは、何が重くなったのか。

 骨? んなこたぁ、ない。30歳過ぎて骨が太くなったり重くなったりするワケない。
 筋肉? スポーツも肉体労働もしてないのに、筋肉がつくわけないじゃん。寧ろ減ってるよ。
 内臓? つか、どうやればそんなもんが重くなるのか。
 皮膚? 確かに面の皮はかなり厚くなったけどな。面の皮だけで10kgも増えたとは思えない。

結論:増えた10kgは全部脂肪です。

 すみません、ちょっとトイレで泣いてきます……。

 戻ってきました。
 つまりですね、増えたのは体重ではなく脂肪なのよね。体重が増えたのは、脂肪が増えた結果なのよ。脂肪が10kg増えてたからって、筋肉を10kg落としたりした日にゃ、数値の上では体重は戻ってもスタイルはダダ崩れだ。つまり、
 あたしが落とすべきものは、体重ではなく、脂肪なのです。
 あたしが目指すべきものは、「体重○kg」ではなく、「サイズ○cm」なのです。


 1kgの鉄と1kgの綿、どちらが大きい? 


 でもさー、脂肪を減らすっていうけど、具体的に筋肉と脂肪ってどう違うの? どっちも肉じゃん。
 そう思っていたあたしに、なまもの読者から驚愕の事実がもたらされたよ!

 筋肉は同体積の脂肪の4倍の重さがあるんですって!
 よよよよ4倍?! ってことは、今の脂肪が全部筋肉に変わったら、体重もよよよよ4倍? って3桁じゃん。
 いや違う。落ち着けあたし。これって
 同じ重さなら、筋肉は脂肪の4分の1の体積しかないってことですよ。つまり、こういうことです。



 あなたがダイエットで200g減量したとして、
 その200gが筋肉だったら
 減った肉はこれだけ。



 あなたがダイエットで200g減量したとして、
 その200gが脂肪だったら
 減った肉はこんなに!

筋肉より脂肪を減らす方が、サイズダウン効果は4倍!

逆に言えば、筋肉じゃなく脂肪が増えると、見た目の膨張感が4倍!

 あたしは10年間、筋肉ではなく脂肪を着々と蓄えていたため、見た目も大きく膨らんでしまったのね……。増えた重さが脂肪ではなく筋肉だったなら、目に見える増加分は今の4分の1に留まっていたわけだ。はぁ(溜息)。

 ってことは。
 「体重が1kg減った!」と喜んでても、それが筋肉1kg減なら見た目にはさほど大きな違いはない。おそらくスカートのサイズだって変わらない。でもそれが脂肪1kg減なら、筋肉1kgの4倍のサイズがダウンできてるってことなのよ。筋肉より脂肪を落とす方が、効率的にサイズダウンできるってことなのよ。
 じゃあ、「体重が1kg減った!」っていう1kgは筋肉なのかしらそれとも脂肪なのかしら? それは体重計では分からない。体重計の目盛が増えようが減ろうが、それは脂肪の増減を表しているワケじゃない。ましてや、サイズの増減を示しているわけでもない。だから「体重」だけをチェックしてても意味はない。

落とすなら体重ではなく脂肪だ!

 ワークアウトが順調かどうかは、体重ではなく体脂肪率で見ることが大事なんだね。体重がさほど変わらなくても体脂肪が減っていれば、見た目はサイズダウンできているのだ。体重の軽重なんて気にするな! 佐々木みきが同じ身長&体重のしずちゃんより締まっているのは、脂肪の量が圧倒的に少なく、筋肉が多いから。体重は同じでも、脂肪と筋肉のバランスでこれだけの見た目の違いが生まれるってことさ。つか、重ね重ね、ごめんしずちゃん

 ではでは、次回は「いかに脂肪を落とすか」について主婦向けの方法論で迫ります。


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