サイトリニューアルの反響

 いや、だからさ。
 普通、巡回してたサイトがお色直しをしたら、しかもサイト開設から14年目にしての大改装だとしたら、もうちょっとなんか反応のしようがあるってもんじゃないか? 「わー、かわいー」とか「おしゃれー」とか「読みやすーい」とかさ。実際にそう思ってるかどうかは別としても、とりあえず褒めてみるってもんだろ。その上で「ここ、うちの環境ではレイアウトが崩れてみえるよ」みたいな技術的な感想だとか、「もっとこうしたらどうか」という提案などが来る……てえのが大人の社交だとは思わんか?

 なのに。それなのに。
 昨夜から今朝にかけて、ツイッターやメールで頂戴した感想と言えば

 「日記が隠されてない!」
 
「日記がOPENに!」
 「トップページにいきなり日記のリンクがあってビビりましたよw」
 「日記公開とみせかけて、実はどこかに裏日記への扉があるんですねわかります」
 「暗号はどこですか。クイズはどこですか。それを探すところからスタートですか」
 「なまもの読者歴12年の意地にかけても、日記の入り口を探してみせます!」
 「個人的には、ヘッダーの口紅あたりがなんだか怪しいのではと」

 
そんなものはないっ!

 てか、うちのサイトのアイデンティティはそこか。そこだったのか。書評が充実してるとか、日記が面白いとか、サイトオーナーが美人巨乳主婦だとか、そういうことで読者を獲得していたのだとばかり思っていたが、実は「隠し日記の謎を解く」というただそれだけで成り立っていたのか「なまもの!」は。

 14年目にして判明したこの事実に、膝から崩れる。

 気を取り直して。
 いろんな感想、ありがとうございました。もちろん上記のようなものばかりではなく、真っ当な感想やお祝いやご意見も頂戴しました。まあ「隠し日記は」という反応の量を10とするなら、真っ当な感想メール・感想ツイートは2程度だったけどな……ふっ。いいの、その2割の人のために、あたしは今日も日記を書くの。

 それにしても、「よし、アップロード終わり! さあツイッターで告知するぞ!」というまさにそのタイミングで、昨夜のツイッターの汚染(?)に巻き込まれたのには往生した。おかげで極めてなし崩しのリニューアル告知になってしまったことよ。これもまた「なまもの!」らしい。

 なお、まだ試運転の箇所も多く、オープンして初めて気付く設定エラーもあります。ダンナが逐一潰してくれてますが、何かお気づきの点がありましたらご連絡ください。もしくは気にせず流してください。どっちかってえと後者希望。