自転車

自転車チーム飲み会

 夜は雨の中、自転車チームVerdadの飲み会。
 チームジャージ配布会(破れたりサイズが合わなくなったりするので、年に一度、チームジャージの補充を行うのだ)と
拙著の出版記念会を兼ねた飲み会で、場所はチーム御用達のいつものお店だ。

 なんせダンナの発症後はいろんな面でお世話になったチームメイトたちなので、全員に献本せねばならないところなのだが、こっちの実入りがなくなってしまうので涙をのんで拙著への出演者だけに献呈。
 けれど他のメンバーも自腹で買ってくれてて(ありがとうございますありがとうございます)プチサイン会も開催。いろいろ助けてくれた上に足しげく見舞いに来てくれたS芝さんの名前を間違えたことは今日最大の痛恨事だ。もう一生、人名はひらがなで書こうと心に誓う。

 今日は、この先ダンナがひとりで外出できるよう「タクシーを使う」練習も兼ねていた。身障者用タクシーチケットとタクシー会社のカードを出せば、現金を出すことなく精算(しかも割引付き)できるので、片麻痺のダンナでも難なく利用できるシステムなのだ。
 ところが、往路に乗ったタクシーの運転手さんには「わあ、
このカード、出されるの初めてだもんでやり方わからん。現金で貰っていい?」と言われた……。大丈夫かTタクシー。

 とまれ、そんな事情なので、今日は酒も飲めるのだ。あ、いや、決して自分が飲みたいためにタクシーを使ったんじゃありませんよダンナの練習のためですよホントですよ! ただ、せっかくだから飲んでるだけですよええホントに。

 敢えてダンナからは離れて座り、気心の知れた店の人に(どれくらい気心が知れてるかというと、混んでるときに注文すると「あとで」と言われるくらい)「料理は一口大に切ってください」とお願いしてあとは放置。
 いつもうちで使ってる、滑り止め付きの箸や食べこぼしチェックの鏡や皿をずらさないためのマットなど、お助け用具一切無しでの外食。まあ困ったことがあったら同じテーブルのチームメイトが助けてくれるさと、もう徹底して完全放置。他に手があるときは任せて休むのだ。ふっふっふ。

 店内では中日がバカ勝ちしてる日本シリーズ第2戦が流れ、7点目あたりから「昨日打てー!」の大合唱。あたしはチーム監督夫人のK子さんと楽しいガールズトークに花を咲かせたのさ。ま、
更年期と肩こりと整体の話をガールズトークと呼んでいいのかは、要検討ではあるが。たいへん楽しゅうございました。