なまものリハビリ日記が本になるよ!

トップページでも告知しましたが、ダンナの脳出血発症から1年間の日々のあれこれを綴ったお笑いリハビリ日記が本になります!

『脳天気にもホドがある。 燃えドラ夫婦のリハビリ日記

  著者 :大矢博子
  出版社:東洋経済新報社
  配本日:2010年10月21日
  定価 :1300円+税
  造本 :四六版ソフトカバー 244ページ
  ISBN :978-4-492-04399-8

  表紙イラスト:
ラジカル鈴木
  
本文イラスト:みほろ

 右の書影をクリックすると、大きな表紙がでます。
 帯のコピーや推薦文などはそちらでご確認戴けます。

 3章構成で内容は以下の通り。

 episode 1 脳出血と緊急入院と立浪引退発表  (書き下ろし)
 episode 2 右片麻痺と失語症と開幕投手・浅尾 (書き下ろし)
 episode 3 退院と鉄ちゃんと燃えよドラゴンズ (「なまもの日記」再構成)

 ……章題を見ればお分かりの通り、なんか随所にドラゴンズが滲み出てまして。
 そのおかげで
帯にドアラの推薦コメントを戴きました。アンタ今そんなことしてる場合じゃなかろう、というツッコミはさておき。ありがたいことですドアラ先生。
 あ、でも、これまでのなまもの日記をご存知の方はご承知でしょうが、他チームのファンの方でも楽しめるように書いたつもりですので、警戒せずにご笑覧戴ければ幸いです。

 
予約も始まってます。楽天ブックスbk17net shopping

 まえがきより、一部抜粋します。
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 夫が脳出血で倒れ、右半身の自由と言葉を失いました。
 ──と書いたら、愛と涙の感動闘病記だと思うでしょ。泣けると思うでしょ。
 えーっと、ごめんなさい。たぶん、泣けません。
 ホント申し訳ないんですけど、本書は泣ける本ではないんですの。
 闘病記やそれを巡る家族の話って、ハタから見ると感動的だったり泣けたりするのかもしれないけど、いざ自分がその立場になってみると。
 愛だの涙だの言ってるヒマないって!
 山のようなお役所手続きに、みっちり組まれるリハビリ計画、大幅な変更を強いられる将来設計。もちろん日々の仕事や生活もある。家族が倒れようが光熱費は引き落とされるしゴミは分別しなくちゃいけない。どえりゃあ忙しい。正直言って愛より実務、涙より行動っすよ。

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 本のテーマとしてはね、言いたいことはひとつだけ。
 病人だって、介護する人だって、休んだり楽しんだり笑ったりしていいんだよ。

 ダンナが脳出血を発症して後遺症が残ることが分かったあと、同じ環境にある人のブログがとても参考になりました。ご本人が書かれてるものもあるけど、立場という点では、ご家族の書かれたブログが良かった。感動闘病記とかじゃなくて、より具体的に、日々の工夫や楽しみを書いているようなものが何倍も役に立ったの。
 そういう情報を発信できれば、というのが本書の目的です。同じ病気、同じ障碍のご家族がいらっしゃる方はもちろん、より広範囲の方にちょっとでも参考になればと思います。

 ……その割にはドラゴンズネタとか鉄道模型ネタとかが多いけどな。

 
そして本文中に、ミステリ系ネット者にはお馴染みの、みほろさんがステキなイラストをたくさん書いてくださいました!
 そればかりか、販促用に内容紹介のステキなチラシを作ってくれたのさ。可愛いぞ〜。みほろさんのイラストも載ってるぞ〜。リンクをクリックして「ほえ〜」と思ってくれたまい!

 本を出すって決まったとき、真っ先に「みほろさんに絵を書いて欲しい!」と思って依頼し、お忙しいのに快く引き受けてくださいました。感謝感謝です。ホントに可愛くて面白いイラストなので、あたしの本文はさておき、イラストを見るだけでも本書を買って戴く価値があろうかと。
 基本的にはお気楽で、面白おかしく書いてるけど、内容が内容だけにところどころ(ホントにところどころだけど)は真面目です。でもそういうところにみほろさんのお茶目なイラストが入ってるので、読み易いと思います。

 この他のネット書店での予約や名古屋での書店の展開など、また詳細が出ましたら随時このサイトで告知していきますので、どうぞよろしくお願い致します。