今週のワタクシ1/29
1月23日 日曜日
溜め込んでいた「龍馬伝」をすべて見終わる。龍馬より、弥太郎より、後藤象二郎にめちゃくちゃ惹かれて、今日は彼の評伝を読んで過ごした。
後藤象二郎というのは、龍馬とタッグを組んで船中八策を世に出した維新の立役者、という印象だった。だからこの「龍馬伝」に出て来た当初、実に狭量で嫌なヤツに描かれてるのを見て「え、これをどうやって龍馬に協力的にさせるんだろう」とずっと気になってたんだが……。
こう来ますか! うわあ、こう来ますか!
すごいなあ、この後藤象二郎のキャラクタのベースはまったく変えずに、それでも藩のために龍馬と協力するだけの度量と先見の明は持っているという、つまりは狭量なだけの男じゃないぞということを物語の後半にどんどん出してくる。と同時に、後藤象二郎が龍馬に対して抱いている賞賛と嫉妬と憎しみのアンビバレントな思いがどんどん滲み出てくる。この脚本家も、そして演じた青木崇高さんもすごい。
この大河、名場面は多々あれど、ベストワンを挙げるなら、それは龍馬でも弥太郎でもなく、後藤象二郎が山内容堂の前で「妬ましかったがです!」と叫ぶシーンだ。それほど素晴らしかった。
1月24日 月曜日
チェン、来シーズンオフにはメジャー行きか……。
って、去年もそんなこと言ってなかったっけか。
1月25日 火曜日
ケアマネージャーさんから、拙著『脳天気にもホドがある。』を読んだ右麻痺の女性が「我慢しなくていいんだ!」と、いろんな福祉サービスを利用して趣味の温泉巡りを再開したという話を聞いた。
これは、嬉しい。
いろんな感想を頂戴して、そのひとつひとつがとても嬉しいんだけど、それでもこの感想はひときわ嬉しい。
1月26日 水曜日
明日ラジオで紹介する「だいたい四国八十八ヶ所」、ディレクタさんから「読みはハチジュウハチカショですか、それともハチジュウハッカショですか」と訊かれ「は?」とうろたえる。わー、考えたことなかったけど、そうかラジオはそういうところが大事なのね。
版元に問い合わせて「ハチジュウハッカショ」だと分かったので事なきを得たが、そういえば「畠中恵」さんは「はたなか」じゃなくて「はたけなか」さんだったり、有川浩さんは「ひろし」さんじゃなくて「ひろ」さんという女性だったりということが分かったときは驚いたものだ。まだまだ思い込みで間違えてるケースがありそうだなあ。

1月27日 木曜日
CBCラジオ「多田しげおの気分爽快!朝からPON」に出演。今日紹介したのは、宮田珠己の「だいたい四国八十八ヶ所」でした。観光地情報もグルメ情報も参拝ノウハウもないお遍路旅行記、というと「なんだそれ」という反応。だから「だいたい」なんですってば。
1月28日 金曜日
税理士さんから「13日に行くからね」とメールを戴く。つ、つまりそれまでに領収書とか支払い調書とか帳簿とか……ギャース!
1月29日 土曜日
ダンナの実家近くの書店に行ったら、いまだに拙著『脳天気にもホドがある。』を話題本のコーナーに面陳してくれていた。地元はありがたいのう。
溜め込んでいた「龍馬伝」をすべて見終わる。龍馬より、弥太郎より、後藤象二郎にめちゃくちゃ惹かれて、今日は彼の評伝を読んで過ごした。
後藤象二郎というのは、龍馬とタッグを組んで船中八策を世に出した維新の立役者、という印象だった。だからこの「龍馬伝」に出て来た当初、実に狭量で嫌なヤツに描かれてるのを見て「え、これをどうやって龍馬に協力的にさせるんだろう」とずっと気になってたんだが……。
こう来ますか! うわあ、こう来ますか!
すごいなあ、この後藤象二郎のキャラクタのベースはまったく変えずに、それでも藩のために龍馬と協力するだけの度量と先見の明は持っているという、つまりは狭量なだけの男じゃないぞということを物語の後半にどんどん出してくる。と同時に、後藤象二郎が龍馬に対して抱いている賞賛と嫉妬と憎しみのアンビバレントな思いがどんどん滲み出てくる。この脚本家も、そして演じた青木崇高さんもすごい。
この大河、名場面は多々あれど、ベストワンを挙げるなら、それは龍馬でも弥太郎でもなく、後藤象二郎が山内容堂の前で「妬ましかったがです!」と叫ぶシーンだ。それほど素晴らしかった。
1月24日 月曜日
チェン、来シーズンオフにはメジャー行きか……。
って、去年もそんなこと言ってなかったっけか。
1月25日 火曜日
ケアマネージャーさんから、拙著『脳天気にもホドがある。』を読んだ右麻痺の女性が「我慢しなくていいんだ!」と、いろんな福祉サービスを利用して趣味の温泉巡りを再開したという話を聞いた。
これは、嬉しい。
いろんな感想を頂戴して、そのひとつひとつがとても嬉しいんだけど、それでもこの感想はひときわ嬉しい。
1月26日 水曜日
明日ラジオで紹介する「だいたい四国八十八ヶ所」、ディレクタさんから「読みはハチジュウハチカショですか、それともハチジュウハッカショですか」と訊かれ「は?」とうろたえる。わー、考えたことなかったけど、そうかラジオはそういうところが大事なのね。
版元に問い合わせて「ハチジュウハッカショ」だと分かったので事なきを得たが、そういえば「畠中恵」さんは「はたなか」じゃなくて「はたけなか」さんだったり、有川浩さんは「ひろし」さんじゃなくて「ひろ」さんという女性だったりということが分かったときは驚いたものだ。まだまだ思い込みで間違えてるケースがありそうだなあ。

1月27日 木曜日
CBCラジオ「多田しげおの気分爽快!朝からPON」に出演。今日紹介したのは、宮田珠己の「だいたい四国八十八ヶ所」でした。観光地情報もグルメ情報も参拝ノウハウもないお遍路旅行記、というと「なんだそれ」という反応。だから「だいたい」なんですってば。
1月28日 金曜日
税理士さんから「13日に行くからね」とメールを戴く。つ、つまりそれまでに領収書とか支払い調書とか帳簿とか……ギャース!
1月29日 土曜日
ダンナの実家近くの書店に行ったら、いまだに拙著『脳天気にもホドがある。』を話題本のコーナーに面陳してくれていた。地元はありがたいのう。