今週のワタクシ2/26
2月20日 日曜日
「銀盤のトレース」「辞めない理由」などを書かれた碧野圭さんは名古屋出身の作家さんで、前々から水生大海さんと一緒に「帰郷の折りには迎撃しますよ飲み会しましょう」という話をしていた。で、いよいよ4月頃に帰るかもーという報告を受け、じゃあ飲もう飲もうとツイッターで盛り上がってたのだ。が。
なんかここに来て、話がどんどん大きくなってきたのだ。
碧野さんは、ブックマーク名古屋にあわせて帰ろうかな、とおっしゃっている。
ブックマーク名古屋に行きたいな、と行ってる遠方の書店員友人がいる。
在名児童小説家の友人にも声かけていい?と水生さんが言う。
もと名古屋の書店員で現在出版社勤務の知り合いが「楽しそうだな」と言う。
私、書店員ですが伺ってもいいですか、と訊ねられる。
いつの間にか「碧野さんの帰名を迎撃するついでに、在名の作家・書評家・書店員が集まって交流しよみゃあ会」という主旨に変わっているではないかっ! え、そんなたいそうな会の幹事やるのかあたしっ!
とは言え、あたしの交友関係はミステリ作家メインだし、水生さんが声をかけてくださる児童文学作家さんの他は、碧野さん知り合いの書店員さんくらいしか直接コンタクトとれない。
ってことで、ここを読んでる在名書店員さん、作家さん、書評家さん、興味があったらツイッターで @ohyeah1101 宛にコメントください。とりあえず出版業界・書店業界の人に限らせていただきます。現在のところ作家組は、碧野圭さん・水生大海さん・後藤みわこさん・太田忠司さん・黒田研二さんといったあたりが参加予定です。

2月21日 月曜日
明日(22日)発売の文藝春秋「オール読物」3月号に、エッセイ「待てば介護の日和あり」が掲載されてます。「脳天気にもホドがある。」とかぶる部分もあるけど、後半は新ネタ&後日談。ドラゴンズ話ももちろんあるので、ご笑覧ください。ダンナの入院写真も活字メディアでは初公開じゃー。
2月22日 火曜日
夜、名駅へ。文春のAさんと、太田忠司さんと食事です。太田さんの文庫「落下する花」が出来、文庫解説を書いたあたしも頂戴できるってことで便乗してきました。
セントラルタワーの五鐵で、名古屋コーチンのすきやき。うまうま。しかしAさんがオリックスファンと聞き、一瞬にして昨年の交流戦での大逆転負けのトラウマが甦る。聡文が北川にホームラン打たれたんだよなあ……(遠い目)。
2月23日 水曜日
manacaデビュー。おお、iPod Touchの頑丈なレザーケースのポケットに入れたままで通れた。しかし10円残ったユリカはどうしてくれよう。

2月24日 木曜日
CBCラジオ「多田しげおの気分爽快!朝からPON」に出演。今日紹介したのは、大島真寿美の「ピエタ」でした。今年のベスト(まだ2月だけど)だと熱く語る。したらば「じゃあ上半期の直木賞は」と多田さんに振られたので、思わず「とる!」と断言してしまった……。慌てて「多分、候補に入っても不思議はないかと」とフォロー。いやあ、でもこれは傑作ですよ心震えますよ。
2月25日 金曜日
買って来た新刊本4冊が見当たらない。どこに置いたか自分の行動を懸命に思い返す。書店の帰りにスーパーに寄って食料買い込んで、そのエコバックに本も一緒にいれて持ち帰って、まずペットボトル類を納戸に放り込み、それからエコバックを引きずって台所に行って、食料をしまって……。
あっ。
冷蔵庫の野菜室に入っていた……。すげー冷えてた……。
2月26日 土曜日
オープン戦開幕。さあ始まった始まった野球の季節。
東川篤哉「謎解きはディナーのあとで」がまあ、ケツが六つに割れるほどのヒットを見せているわけだが、ツイッター経由で知ったこの記事に呆然とする。
「本格ミステリーなのに、こんなに面白いの初めて」と全国の書店員が絶賛
するってえと何かい、本格ミステリってのは面白くないのがデフォルトかい。
まあおそらくこれは「論理至上の小難しいイメージのある本格ミステリというジャンルで、ここまで軽妙で笑える作品は初めて」とか「しっかりした謎解きのある本格ミステリなのに、ユーモアと両立している」みたいな意味だとは思うのよ。でも、この書き方だと「本格ミステリってつまらないのに、これは面白い」というふうに受け取られてしまうじゃないか。
しかもこのフレーズ、この記事を書いた人の手によるものかと思ったら、なんと版元の広告に載った文言だというじゃないか。ええええ、出版社がこんな表現するのって切ないよう。
更に記事の中には、「真犯人を特定するのは、なんと日本初?!の安楽椅子探偵、執事の影山です」という一文がある。この「日本初?!」というのがどこにかかってるのか首を傾げた。安楽椅子探偵も、執事探偵も、いくらでも前例があるが──。あ、「執事の影山」ってのが日本初なのかな。それならあり得る。んなアホな。
「銀盤のトレース」「辞めない理由」などを書かれた碧野圭さんは名古屋出身の作家さんで、前々から水生大海さんと一緒に「帰郷の折りには迎撃しますよ飲み会しましょう」という話をしていた。で、いよいよ4月頃に帰るかもーという報告を受け、じゃあ飲もう飲もうとツイッターで盛り上がってたのだ。が。
なんかここに来て、話がどんどん大きくなってきたのだ。
碧野さんは、ブックマーク名古屋にあわせて帰ろうかな、とおっしゃっている。
ブックマーク名古屋に行きたいな、と行ってる遠方の書店員友人がいる。
在名児童小説家の友人にも声かけていい?と水生さんが言う。
もと名古屋の書店員で現在出版社勤務の知り合いが「楽しそうだな」と言う。
私、書店員ですが伺ってもいいですか、と訊ねられる。
いつの間にか「碧野さんの帰名を迎撃するついでに、在名の作家・書評家・書店員が集まって交流しよみゃあ会」という主旨に変わっているではないかっ! え、そんなたいそうな会の幹事やるのかあたしっ!
とは言え、あたしの交友関係はミステリ作家メインだし、水生さんが声をかけてくださる児童文学作家さんの他は、碧野さん知り合いの書店員さんくらいしか直接コンタクトとれない。
ってことで、ここを読んでる在名書店員さん、作家さん、書評家さん、興味があったらツイッターで @ohyeah1101 宛にコメントください。とりあえず出版業界・書店業界の人に限らせていただきます。現在のところ作家組は、碧野圭さん・水生大海さん・後藤みわこさん・太田忠司さん・黒田研二さんといったあたりが参加予定です。

2月21日 月曜日
明日(22日)発売の文藝春秋「オール読物」3月号に、エッセイ「待てば介護の日和あり」が掲載されてます。「脳天気にもホドがある。」とかぶる部分もあるけど、後半は新ネタ&後日談。ドラゴンズ話ももちろんあるので、ご笑覧ください。ダンナの入院写真も活字メディアでは初公開じゃー。
2月22日 火曜日
夜、名駅へ。文春のAさんと、太田忠司さんと食事です。太田さんの文庫「落下する花」が出来、文庫解説を書いたあたしも頂戴できるってことで便乗してきました。
セントラルタワーの五鐵で、名古屋コーチンのすきやき。うまうま。しかしAさんがオリックスファンと聞き、一瞬にして昨年の交流戦での大逆転負けのトラウマが甦る。聡文が北川にホームラン打たれたんだよなあ……(遠い目)。
2月23日 水曜日
manacaデビュー。おお、iPod Touchの頑丈なレザーケースのポケットに入れたままで通れた。しかし10円残ったユリカはどうしてくれよう。

2月24日 木曜日
CBCラジオ「多田しげおの気分爽快!朝からPON」に出演。今日紹介したのは、大島真寿美の「ピエタ」でした。今年のベスト(まだ2月だけど)だと熱く語る。したらば「じゃあ上半期の直木賞は」と多田さんに振られたので、思わず「とる!」と断言してしまった……。慌てて「多分、候補に入っても不思議はないかと」とフォロー。いやあ、でもこれは傑作ですよ心震えますよ。
2月25日 金曜日
買って来た新刊本4冊が見当たらない。どこに置いたか自分の行動を懸命に思い返す。書店の帰りにスーパーに寄って食料買い込んで、そのエコバックに本も一緒にいれて持ち帰って、まずペットボトル類を納戸に放り込み、それからエコバックを引きずって台所に行って、食料をしまって……。
あっ。
冷蔵庫の野菜室に入っていた……。すげー冷えてた……。
2月26日 土曜日
オープン戦開幕。さあ始まった始まった野球の季節。
東川篤哉「謎解きはディナーのあとで」がまあ、ケツが六つに割れるほどのヒットを見せているわけだが、ツイッター経由で知ったこの記事に呆然とする。
「本格ミステリーなのに、こんなに面白いの初めて」と全国の書店員が絶賛
するってえと何かい、本格ミステリってのは面白くないのがデフォルトかい。
まあおそらくこれは「論理至上の小難しいイメージのある本格ミステリというジャンルで、ここまで軽妙で笑える作品は初めて」とか「しっかりした謎解きのある本格ミステリなのに、ユーモアと両立している」みたいな意味だとは思うのよ。でも、この書き方だと「本格ミステリってつまらないのに、これは面白い」というふうに受け取られてしまうじゃないか。
しかもこのフレーズ、この記事を書いた人の手によるものかと思ったら、なんと版元の広告に載った文言だというじゃないか。ええええ、出版社がこんな表現するのって切ないよう。
更に記事の中には、「真犯人を特定するのは、なんと日本初?!の安楽椅子探偵、執事の影山です」という一文がある。この「日本初?!」というのがどこにかかってるのか首を傾げた。安楽椅子探偵も、執事探偵も、いくらでも前例があるが──。あ、「執事の影山」ってのが日本初なのかな。それならあり得る。んなアホな。