「脳天」@名駅・三省堂他

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 というわけで今日は名駅の書店を巡る。
 本来は、毎月我が家でやっていた三婆……げふんげふん、三人娘(いつみ・かおかお・こいん)を招いての茶話会の日なのだが、せっかくなので今回は名駅書店巡りを兼ねて、お外でこじゃれたディナーでも食べましょうそうしましょうということになったのだ。

 実はこのいつみ・かおかお・こいんの3人、
『脳天気にもホドがある。』にもそのままの名前で登場している(イラストもある)。登場人物には献本することにしているので、今日は書店で『脳天』を購入して彼女たちに献呈する予定なのである。

 
午後3時にセレブマダムっぽく名鉄グランドホテルのスカイラウンジで待ち合わせ。
 
まずはホテルの入ってる百貨店の5階に紀伊国屋書店に行き、ノンフィクションコーナーの平台に2冊あったのを発見。
 ところがそこでスットコ娘・こいんが、近くに「森見登美彦コーナー」が出来ていたのを見て「こっちに置きましょう、これと替えましょう」と言いながら
「ペンギン・ハイウェイ」の山を動かそうとしたので、慌てて押しとどめる。ななななんちゅうことを。アホかお前は。

 次は高島屋11階にある三省堂書店。
 ツイッターなどで、どうやら
『脳天』は書店によって置かれる場所がまったく違うということが判明したため(ノンフィクション、介護・福祉、スポーツ、ドラゴンズ、女性エッセイなどなど)、手分けして探そうということになった。
 「検索禁止、店員さんに尋ねるのも禁止、自力で探すこと!」
 とワケのわからないルールをいつみが宣言し、4人で売場に散る。が、意外とあっさり見つかった。
 レジ目の前の「ドラゴンズコーナー」と新刊や話題本が置かれている「注目書籍コーナー」の2カ所。なんか目立つところに置いてくださっててありがたく、担当の方にご挨拶させていただいた。
 で、ここで三婆に献呈する本を買ったわけだが、レジに並んでいるときにとんでもないものが目に入ってひっくり返りそうになる。

 
『脳天気にもホドがある』のパネルが、レジの後ろに立てかけてある!

 なんだあれは。あんなものがあるのなら出してくれよ、いや出さなくてもいいがとりあえずブログ用に出したところを写真に撮らせてもらえまいか。そう頼むと快く出してくださった。

 超分不相応(笑)

 落合監督の著書と「ニーチェの言葉」に囲まれる『脳天』の図。

 写真だけ撮って「ありがとうございました、もうしまって戴いてもけっこうです」と謙虚に申し出たのだが、担当の方は「僕も今、出社してきたところでまだやってなかったけで、出す予定でしたから」とそのままにして下さった。ありがたやありがたや。

 平積みして下さってる書店さんはけっこうあったが、こうしてパネルとかが出ると目立ち方が違うなあと感動しきり。
あおい書店ではまったく違うパネルで客引きをしてださっていたが、こちらは正真正銘、拙著のパネルだ。いつまであるか分からないので(こらこら)、近所の人は早めに行って一度見ておこう。冥土の土産になるぞ。

 そのあとはジュンク堂名駅店に回る。ここもやっぱりドラゴンズコーナーで多面展開して下さっている。店員さんは、
「こんなに注文した覚えはないんですが」と著者に向かって驚くほど正直過ぎる本音を言ってくださった(うわははは!)後で、「でも入荷してすぐに数冊出ましたから、とても良いペースだと思います」とすかさずフォロー。

 それにしてもドラゴンズコーナーに置かれているケースが多い今日このごろ、野球シーズンが終わったあとでどうなるのかが心配。上に書いたように、ツイッターによると他の地方では
ノンフィクション、介護・福祉、スポーツ、ドラゴンズ、女性エッセイなどなど書店によってまったく違う場所に置かれているようなので(なんと札幌ではついに動物キャラクターのコーナーに置かれていたそうだ!)、新刊コーナー及びドラゴンズコーナーが存在するうちに買ってくださいプリーズ。